確認できた再現条件
「FlashAir Class10 モデルで、リダイレクトモードを「On」にしている場合」リダイレクトモードがOnの場合、FlashAir にWiFi接続すると自動的にFlashAirのWebページが開きます。
又は、FlashAir Tool で確認できます。
なお、Class10 モデルでFW2.00.02(インターネット同時接続をサポートするVersion)にアップデートしている場合、既定値は「リダイレクトモードOn」です。
FlashAir Tool 「ネットワーク設定」画面 |
確認できた現象
WiFiSD8の一括ダウンロードにファイルを追加し、「Start」ボタンを押すと、ダウンロードが始まるはずの最初のアイテムが「中断」表示のまま状態が進行しない。
問題が発生する場合、囲み部分が「中断」のままになります |
回避方法
FlashAirの「リダイレクトモード」 をOff にして使用する。Offにした場合、接続時にWebブラウザが自動的に開かなくなります。
また、この場合でもインターネット同時接続機能はお使い頂けます。
または、
WiFiSD8 の一括ダウンロード機能を使わない。
画像表示によるファイル保存は正常にお使い頂けます。
原因
WiFiSD8 は、一括ダウンロード時に WinRT API 「BackgroundTransfer」を使用しています。このAPI を使うとダウンロードはOSにより行われ、アプリケーション(WiFiSD8)がOSによりApp Suspendされている間も、ダウンロードが継続します。ですが、このダウンロードは「インターネットからシステムが切断された」とOSが判断すると転送を中断します。
リダイレクトモードOn はOSに「インターネットからシステムが切断された」と判断され、以上のような現象になっているようです。
(OSが何を持って「切断された」と判断しているのか不明のため、最後の歯切れが悪く申し訳無いですが…)
なお、画像の画面表示でダウンロードを行う場合、BackgroundTransfer では無く、WiFiSD8 が自分でHttpClient API を使って行っているため、この問題は発生しません。
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