2013年12月28日土曜日

WiFiSD8 Release 2

ストアアプリ版 FlashAir Client WiFiSD8 Release 2 を公開しました。Windows ストア からダウンロードできます。
既にインストール済みの場合、順次自動的に更新されます。

Click で ダウンロード
インストール・更新が成功した場合、設定→アクセス許可 に表示されるバージョン が「1.1.0.15」になります。

バージョン表示 設定チャーム→アクセス許可 で表示されます


変更点

一括ダウンロードの動作変更

動作がどう変わるのか

Release 1 では、WiFiSD8 が中断している間もダウンロードが継続していました。
Release 2 では、WiFiSD8 が中断している間、ダウンロードも中断します。

「WiFiSD8 の中断」とは?

Windows8 ではアプリが他のアプリの後ろに隠れると、数秒でアプリはOSに「中断」されます。
中断している間、アプリは一時停止している状態になります。ダウンロードも停止します。
アプリを前面に出して表示すると、アプリは再開し、ダウンロードも再開します。

「ダウンロードの中断」を避けるには?

一括ダウンロードの間、アプリを表示し続けることで中断を避けることができます。
一括ダウンロード中に他のアプリを使用したい場合、画面分割でWiFiSD8 を画面脇に表示する事で中断を避けることができます。

WiFiSD8 を画面左に寄せて表示している様子

Release 1 のほうが便利なのでは?何故変更を?

FlashAir Class 10 タイプ(W-02)用に「インターネット同時接続機能」対応ファームウェアが2013年11月にリリースされました。モバイルルータ等をお持ちの場合、外出中でも FlashAirに接続したままインターネット接続が可能となる画期的な機能です。

ところが、この新ファームウェアで追加された機能の一つ「リダイレクト」をOnにしていると、OSが「このシステムはインターネットから切断されている」と判断する場合が有ることが判りました(しない場合もあります)。
OSがこう判断した場合、Release 1 で使っていた「アプリ中断中もダウンロードを行う」機能 「Background Transfer」 は使えず、ダウンロードができなくなってしまうのです。
このため、WiFiSD8 Release 2 では 「Background Transfer」を使わず、一般的なAPI 「HttpClient」 で一括ダウンロードを行うよう変更しました。

WiFiSD8 側でリダイレクトモードのOn/Offを検知して情報を表示する、というデザインも検討したのですが、基本的に外出先で使う WiFiSD8 上で「リダイレクトをOffにして下さい」と表示したとしても、FlashAir のリダイレクトOn/Off 切り替えは FlashAir カードをSDカードスロットに挿入し、設定変更ツールを使う必要があります。大抵の場合、外出先でこの設定を変更することは出来ません。

また、新ファームウェアでは既定ではリダイレクトがOnとなっています。既定値の設定変更を前提としたアプリのデザインは無理があると判断し、今回の動作変更となりました。
ご理解頂ければと思います。


画像の全画面表示でのダウンロード・切り替えの改善、UIの変更


画像の全画面表示 モデルは友人のJ君です(掲載許可を貰いました)
全画面表示中の素早い画像切り替えでダウンロードが停止する場合がある不具合を修正しました。
また、ダウンロードキャンセルボタンを追加し、ボタン配置を見直しました。


Microsoft Application Insights サービス の追加

アプリの使用状況を取得するサービスです。アプリの起動回数、アプリ内の各ページの表示回数等が個人を特定出来ない形で送信されます。
既定ではオンになっています。
送信を停止するには、設定チャーム→WiFiSD8 設定→「Microsoft Application Insights の使用」をオフにして下さい。

Application Insights の設定

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