それに伴い、開発者向けのBlogに Windows 10に関するPostがあったのですが…
Universal Windows apps get better with Windows 10
http://blogs.windows.com/buildingapps/2014/09/30/universal-windows-apps-get-better-with-windows-10/
びっくりするほど情報が出ていない。
良く読むと「何も書いて無い」んですねこれ。
今年4月、Universal Windows App が発表になった時に「将来的にはWindowsとPhoneでストアを一緒にする」旨の話がありましたが、その時に言っていた事から一歩も出ていないと言っていいと思います。
Win/Phone以外、Xbox Oneや他のPlatformとの統合についても何も言っていません。
一つだけ「新しい」、今まで言って無いと思えるのは
・企業ユーザー向けに、社内用のStoreを作成できるようになったこと:
今のLOB…Line of business 向けのStoreAppの配布スキーマは正直あまり出来の宜しいものでは無いので、企業内ローカルStoreの形で配布・アップデートができるのは大きな進歩だと思います。企業ユースの内製StoreAppのようなソリューションが組みやすくなります。
その他、何か新しいAPI使えるようになるの?機能は?配布は?等、StoreApp開発から見て知りたい事は今回の発表では一切無しと・・・
つまり、開発者向けへのメッセージを汲み取るならば、
「来年4月の開発者イベント //buildまで待っててね!」
であると。待ちましょう。
あ、後、10月1日からTechnical Preview が配布になりますが、こちらは
- 搭載してるWindows Storeは8.1のもの
- みんな大好きWACKが動作しない
- だからメインの開発マシンに入れちゃダメダヨ(当たり前)
という話も上掲の開発者向けPostに出ているのでご注意下さい。
・・・・・・・
余談
上はBlog Postに基づいた話ですが、
ここからは私の予想&妄想です。怪しげですよ!
新しいAPIセットを開発者イベント…PDCやWinHEC、最近だと//build…で発表してから実際にそれが使える製品が出るまではある程度のバッファとなる日数があります。
発表時点ではまだ製品は完成していませんし、完成までの間にISV…ソフト屋さんはBeta版の製品を使い、新技術を学習して自社製品で使えるかどうかの評価を行い、いけるならば実装する、期間が必要な訳です。
最近のApp開発絡みのイベントで考えると
Win 8.1 build2013 6月 ... Win8.1RTM 10月
Win 8 build2011 2011年4月 ... DP 2011年9月 ... CP 2012年2月 ... RP 2012年6月 ... RTM 2012年10月
と、Win8のStoreAppの様な丸ごと新技術の場合は1年以上のバッファ
Win8.1 のようなAPIの追加・Updateは半年程度のバッファ
的な感じになります。ISV側のリリーススケジュール的にもこのあたりが妥当なのでしょう。
で、今回のWin 10の場合… build2015 4月 ... Win10RTM は判りませんが…ホリデーシーズン狙いでしょうから、そうするとRTMは10月Limit辺りでしょう。
つまり…今回のWin10だと、スケジュール的にはそーーんなに大改造、超技術を大発表!!!みたいな面白い事は出来ないだろうと想像できます。
Win8.1の時のような漸進的な進化になるのではないかな、と予想しています。
(ぐだぐだ書かなくても、そりゃそうだろよという話ではありますが)
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