build 2014 で発表されたuniversal Windows app。
Windows Phone 8.1でWinRT API が動くようになることから、Windows 8.1、 Windows Phone 8.1、 将来的にはXbox ONE でも同じストアアプリを展開することが可能になります。
ただ勿論、同じXAMLのUI 部品にしてもWin8とWPでは中身が違う部分が多いので、UIレイヤについては別コードとなる部分が多いです。別バイナリを1パッケージにまとめて出す感じ。
細かい文句はありつつ全体としては超Welcomeなので、是非やってみたい。のですが、一つ障壁がありまして、
開発に必要なWindows Phone 8.1 エミュレータを動かすには、割と最近のCPUが必要
仮想化を使っているため、Corei3,5,7あたり以降のCPUが必要です。
我が家のCore2Duoは基本×、ダメ、動作しません。酷い。
じゃあ開発マシンをリプレースすればいいじゃない、とマリーアントワネットみたいな事を言える環境には居ないので、どうしようか、というのが以下の話です。
1. WP8の実機を買う
これが実は結構安いです。Amazon.comだとLumia520 が$59で売ってます。開発マシンリプレースより安い。
ただし、この$59のLumia, GSM Onlyなので日本で安いSIM挿して使う、事は出来ないです。完全に開発検証専用ですね。
安!! これについてはストアアプリ 2ch Sankaを作っているIkuさんに教えて頂きました。有難う。 |
それと、今売っているのは「まだ」Windows Phone 8です。Windows Phone 8.1へのUpdateはもう少し先になります。
2. Nokia RDA - Remote Device Access を使う
※Nokia RDA は2014年8月に終了しました。
端末のカメラを起動するとラボ内の様子が写ったりして、面白いサービスだったのですが。
以降はサービスが運用されていた頃の話です。
――――――――
Nokiaが開発者向けに行っているサービスです。
Nokia社内のラボに設置してある多数のNokia端末に、JavaのRemote Access Appを介して接続できる、という物です。無料。
Nokia RDA
http://developer.nokia.com/resources/remote-device-access
Nokia RDA で端末にリモート接続している様子 |
左のブラウザに沢山表示されているのが、ラボ内で接続Readyになっている端末。Lumia以外にもAndroidのNokia X等が数十台あります。
JavaのClientで接続し、端末に自分のアプリをインストールして動作を確認する、という感じです。
VS2012 for WP8でビルドしたアプリを、 リモートのLumiaにインストール・実行している様子 |
ただ、リモート故、パフォーマンスはそれほど良いものではありません。
これ「だけ」で開発を行うのは正直かなり厳しいと思います。
上に挙げた安Lumiaでごりごり開発しつつ、こちらで様々な端末での動作を確認する、という使い方になるでしょうか。
また、こちらもまだWP8.1機は入っていないようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿