普通の広告プロバイダは
- 「広告を出したい企業等から使用料を貰い、広告を表示する 表示したアプリはその一部を頂く」
- 「AdDuplex を使っているアプリ『の』広告をお互いのアプリに表示する」
※ AdDuplex については以前このBlogでも記事にしていますのでご参照下さい。
AdDuplex とは何か
http://ddlgjp.blogspot.jp/2013/09/adduplex.html
今回、AdDuplex で100USD分の広告表示権を頂いたので、画像掲示板ブラウザ F10 の広告に使ってみた!という記事です。
※ 以前 Microsoft が運営していた技術学習支援サイト TechRewards で頂いたものです。
TechRewards で糊口を凌ぐ
http://ddlgjp.blogspot.jp/2016/01/techrewards.html
広告の作成
AdDuplex Dashboard でアカウントを作ります。アカウント作成にはお金はかかりません。
AdDuplex
https://www.adduplex.com/
AdDuplex 管理画面に入ったら、画面上部の「Buy Ads」から広告作成画面に移ります。
以下の項目を入力し、広告を作成します。
- ストア上のURL
- 広告画像 または文字列
- 広告を表示する国と地域
- 広告を表示するアプリカテゴリ
今回の広告では、以下のような自作のバナー画像を使っています。
文字列の場合、4種類の文字列が順に表示されます。また、言語別に設定することも可能です(画像の場合は言語に関わらず一種類のみ)。
F10 の広告バナー
768x128
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広告表示に使うお金も設定する必要があります。
広告表示期間と、1日に使うお金を設定します。料金はクレジットカード払いか、今回使っているようなクーポンを使うことができます。
いざ広告表示…その結果
必要な項目を全て入力し作成を完了すると、広告の審査フェーズに入ります。おかしなものを表示していないかどうか確認しているようです。
2,3日経つと審査が終わり、広告の表示が始まります。
以下は、「1日10USD設定で三日間広告を出した」場合のAdDuplex 側の統計です。
AdDuplex 上の統計 |
ざっくり平均を出すと、
1日10USDで70,000Impression, 200Click
くらいでしょうか。
ただこの「Click」が曲者というか…意味が分からないです。詳しくは以下に。
次に、これを受けた Microsoft Dashboard 側の統計を見てみます。
今回のような広告キャンペーンを張った場合、DashboardではAnalysis→Channels & Conversions から、
- 各広告から発生したストアのPV数
- アプリのダウンロード数(「Conversions」)
なお、以下Dashboard 側のデータは二日間分のみ表示されています(集計に時間がかかる)。
…アルェー AdDuplex 側の「Click」とはずいぶん違いますね。平均7PV / day 。
そして、ここからどれくらいアプリDLまで到達したかというと…
二日間で4件!と。つまり、結果的には10USDでDL数を2件買った計算になります。
2017年3月19日現在、10USD = 1127円です。1000円ちょいでDL2件…割に合わん!というのが正直な感想になります。赤字だよぅ…
勿論、この結果は「このアプリ(F10)」の広告での話なので、同じPVでもアプリや広告が魅力的ならばDLごんごん増える場合もあるでしょう。
あくまでも「このアプリの場合の」目安と受け取っていただければと思います。
それにしても…こういう広告、しかも広告を出す側となると全く素人なので、うまくいってるのか行ってないのか判断がつきかねます。
※広告データの開示ですが、実はMicrosoft Ad の場合は公開しちゃダメよという規則があるのであまり具体的な話はできません。
AdDuplex は、Terms of service に特に記述がないのでこのような記事にしています。
https://www.adduplex.com/terms-of-service
怒られたら勿論引っ込めます :)