2016年7月30日土曜日

Windows10 Anniversary Update - API Changes 1

来週に控えたWin10 Anniversary Update. 変更について4月の//build 2016からちくちくと追いかけていたのでざくっとまとめておこう、という趣旨の記事です。数回続く予定です。

Image ControlがAnimated GIF対応


いつも使っている Image Control がそのままアニメGIFに対応しました。ImageSource PropertyにGIFを設定するだけで絵が動きます。楽しい(Visual Studio上のXAML Designerの時点でもう動きます) 。  

AccessKey


https://msdn.microsoft.com/en-us/windows/uwp/input-and-devices/access-keys

所謂ショートカットキーのインプリが泣く程簡単になります。Button等、ElementのProperty AccessKey にショートカットキーを書くだけで基本終わりです。 UserControlだろうが何だろうが効きます。

<Button x: name=”myButton” Content=”Go” AccessKey=”G” Click=”myButton_OnClick”/>

これでAlt+Gを押下するとOnClickが呼ばれます。 ただ、5月頃のPreviewで試した時は、ALTによるToolTip表示は自分でやらねばならず、またAppBarが出入りするような実装だとそれにToolTipが付いてこないなど、割と面倒な感じでした。 また、ショートカットの重複を誰かが気にしてくれるとかも特に無いです。自分で気を付けましょう。    

その他XAML 小ネタ


  • Pivot … くるくる無限選択を無効に出来る IsHeaderItemsCarouselEnabled 下線マークのフォーカス表現がデフォで可能に HeaderFocusVisualPlacement
  • Element一般にフォーカスが当たった時に音を鳴らす(XBOX用)
  • CommandBar、文字ラベルをアイコンの右横に表示可能に また、Automatic Overflow にやっと対応 Appの幅が狭くなったら自動的にSecondaryに移動してくれる Overflowは既定でOn
  • PopupのStyleに「Smoke」が追加 ContentDialogのように背景がぼやけるやつ
  • x:Bindが異常に強まっている https://msdn.microsoft.com/en-us/windows/uwp/xaml-platform/x-bind-markup-extension
    • 全部OK
    • {x:Bind ViewModel.hogehoge.ToString() }
    • Text={x:Bind File.Properties['Artist'].Name }
    • Visibility={x:Bind (visibility)ViewModel.IsVisible}