2013年5月30日木曜日

Release 4 に向けて

Release 4 に向けて作業中です。
予定している主な変更・修正点は以下の通りです。
6月中のリリースを予定しています。

UI遷移の整理・改良


Release 3 でスレ画面からの板移動を入れました。アプリバーから板を選ぶと、スレ画面で見ている板が切り替わり、画面左のカタログパネルがその板で開く、というものです。

ですが、使っているとどうも変だなと。板移動した後は、見るスレを選びたい訳です(だから板を切り替える)。であるのに、あの小さいカタログパネルでちまちまスレを選ぶのは変で、この場合開くべきは、一個戻ったカタログ画面では無いかという考えに至りました。

なので、Release 4 ではそのように変える予定です。変更が多くて申し訳ないです。
また、カタログページからの板切り替え(同様のアプリバー上部からの切り替え)も入れます。


板管理画面の修正


板追加時に、追加が一部反映されない場合があるようです。再現できているので修正します。


広告プロバイダの追加


現在、Microsoft PubCenterの広告を表示し、広告が無い場合は空欄のまま、になっています。
Release 4 では、広告が無い場合に AdDuplex の「広告」を出すよう変更を入れている所です。
PubCenter はいわゆる普通のネット広告…広告を出したい企業が広告プロバイダに出稿料を払い、そのほんの、ほんの一部(バイトしたほうが1000倍儲かるくらい少ないです)を開発者が受け取る…のですが、
AdDuplex は、AdDuplex に加入したアプリが、他の加入アプリ「の」広告を出すという互助会的な動作をします。futa8 上には、他のStore App…YouTube○○やゲーム…の広告が表示され、他のStore App にはfuta8「の」広告バナー・タイルが表示されます。金銭の授受はありません。
こんな感じです(文章は検討中 メリケン広告特有のバタ臭い空気を出したい)。



2013年5月26日日曜日

Store App の 画面サイズと解像度の関係

もしfuta8をタブレット…Surfaceや、Atomものの様な「10インチタブレット」でお使い頂いている場合、「ほぼ」以下のような画面が表示されているはずです。


ただ、10インチタブといっても、2560x1440, 1920x1080, 1366x768...と様々な解像度の液晶パネルがあります。が、Store Appでは、解像度が異なっていても、モニタの大きさが同じならば、レイアウトは「ほぼ」同じになります。


上の例は左から2560x1440, 1920x1080, 1366x768 の、10.6インチモニタです。
詳しい説明はMSの説明を読んでいただくのが正しいですが、雰囲気としては「レイアウト論理単位を維持する方向で、DPIをAdaptiveに変更する」感じです。

Scaling to different screens
http://blogs.msdn.com/b/b8/archive/2012/03/21/scaling-to-different-screens.aspx

今までのWindowsとWindows 8のDesktopでは、コントロールパネルで「DPI設定」を変更することが出来ました。
Store Appの場合、基本、OSが選択したDPIを使う形になるようです。

(WindowsのDPI関係のお話は歴史から語りだすとキリが無いのでここでは避けます。
が、下で触れるようにDPI非依存アプリが本質的に存在しないStore Appでは正常進化だろうと思っています。)

レイアウトが同じなら、高精細モニタは意味無いの?というとそんなことは全く無く、基本的にベクタベース+ラスタイメージは高品質スケーリングが行われるStore Appでは、UI部品が綺麗に描かれることになります。


…上の例、例が悪くて利点が伝わりにくいですね。すみません。
(また、カタログのサムネイルについては…元画像がある程度大きい場合はスケーリングが綺麗に決まるのですが、futa8の場合元々200pixelくらいのカタログサムネイルを描画しているだけなので、ここが綺麗になるわけでは無いです。)

次に、「同じ解像度でサイズが違う」モニタだとどうなるか、という例を示します。


左から、「27インチ・2560x1440」、「24インチ・1920x1200」、「10.6インチ・2560x1440」、「10.6インチ・1366x768」です。
左から1番目と3番目が、同じ解像度「2560x1440」でサイズが異なるモニタになります。
物理的な描画サイズは「だいたい」同じで、表示アイテムの数が増えているのが分かります。

上の10インチモニタの例で、「レイアウト論理単位を維持する方向で、DPIをAdaptiveに変更する」と述べました。
ここがWindows 8 / RT の少し新しい所で、論理単位を維持したまま、レイアウトをサイズに合わせて可変させる、というUIが大変作りやすくなっています。

ここまで沢山のfuta8のスクリーンキャプチャをお見せしましたが、futa8 自体はディスプレイのサイズ・解像度変更に合わせて特別な処理をしている訳ではなく、全て一つのコードで動いています。
WinRTのXAMLでGridViewを使って普通にアプリを書くと、基本的に皆この動作になります。
(例外もありますが)

Win32…Desktop Appの場合、DPI 非依存のアプリを作る事は出来ましたが、レイアウトをAdaptiveに変えるのはそれなりに手間だった事を思うと、隔世の感があります。また、横持ち・縦持ち・スナップ/Fillとアプリケーションの表示エリアが目まぐるしく変わる今回のUIでは、こうせざるを得なかったのかなという感もあります。

2013年5月25日土曜日

Win8.1 の WinRT 更新リーク

来月のbuild2013で明らかになるであろう、Win8.1のWinRT更新が記事になっています。
(※WinRT=Windows Runtime、主にWin8/RTのStore Appで使うAPIの事です。Windows RTとは別。)

Pre-beta Windows 8.1 WinRT Developer APIs
http://justinangel.net/Win81APIs


WinMDの定義から起こした記事なのでそれなりにリアリティがあるのがポイントです。Pre Betaであるのも忘れてはいけないですが。 Betaです、と言って世に出す前はAPIなんぼでも変わると思うべきです。

個人的にTopicと思う所を拾ってみます。

Support for any IO and USB device

今までもIOCTL作ってDeviceAccess出来ましたが、今回ちゃんとCustomNamespaceでアクセスできるようになったと。Streamもサポートだと。IHVには大ニュースでしょう。

Native PDF rendering in apps

WinRTで簡単にPDF表示が出来るようになると。素晴らしい。今まででもPDF表示を行うWinRT Componentは有ったのですが、有料だったり、無料だけどGPLものだったりでいまいち使いにくかったです。

XAML/WinJS: New resolution scaling support / Super-High resolution tablets

記事ではハイレゾモノだけ触れられていますが…1280x768で7インチと言われている小タブのスケーリングがどうなるか気になってます。

XAML/WinJS: Hubs for SemanticZoom

これは直ぐにでも欲しい!最高にイカしてるけど超使いづらい事でお馴染みのSemanticZoom、かなり良くなるっぽいですね。これは直ぐfuta8で使いたいです。

XAML/WinJS: new SearchBox control
XAML: Flyout, MenuFlyout and SettingsMenuFlyout
XAML: AppBar simplification
XAML: DataBinding Improvements

これらはWin8の時点で入っているべき実装でした。間に合わなくても何とかなるところでもありますが。

Other minor but important Win8.1 features - Networking

今こそこそとFlashAirのクライアントを作ってるんですが、これらの機能が入るとひょっとするとWinRTレイヤからFlashAirの探索接続できるかもです。うひょー。
画面半分サイズのスナップについては記述が無いですね。


来月のbuild2013、楽しみです。

2013年5月24日金曜日

futa8 Release 3

futa8 Release 3 が Windows ストア からインストール出来るようになりました。
http://apps.microsoft.com/windows/app/futa8/17a26f04-9d9d-4614-ae0f-f807f4938ee9

既にfuta8をお使いの場合、Windows ストア を開くと右上に「更新プログラム」が表示され、ここをクリックすると更新ページに移動します。
インストールに成功すると、futa8のバージョン情報が v1.0.0.31 になります。確認するには、チャーム→設定→アクセス許可 を開きます。

futa8 Release 3
24 May 2013
修正
  • スレッド画面: レス送信パネルで、ある種の文字が入力できない場合がある問題の修正
変更
  • スレッド画面: 上部のアプリ バー から閲覧する板を切り替えられるよう変更


2013年5月22日水曜日

Release 3 審査中です

futa8 Release 3 を審査に提出済みです。変更点は以下の通りです。

  1. スレッド画面: レス送信パネルにてある種の文字が入力できない場合がある問題の修正
  2. スレッド画面: アプリバー より板を切り替えられる機能の追加
  3. Windows ストアでのスクリーンショット差し替え

ある程度変更・追加分が溜まってからリリースするほうが良いと考えているのですが、今回は1のバグは早く直した方が・・・ということで取り急ぎリリースすることにしました。審査通りましたら又お知らせします。

2013年5月16日木曜日

Release 3 に向けて

futa8 Release 3 に向けて作業中です。

問題点の修正は勿論ですが、加えて、Release 3 ではスレッド画面からの板切り替えを入れようと考えています。
自分でfuta8を使うようになって、見る板が増えてきたのがその理由です。
元々は大体mayとimgしか見ていなかったのですが、futa8のトップ画面で各板のカタログ一部を表示するようにした所…あ、何かおかしなことやってる!と見に行くことが増えました。
ですが、一度スレッド画面まで移動すると、カタログ画面→板画面と辿って戻るのが結構面倒くさいなぁ・・と。なので同じ画面でぺちぺち板も切り替えよう、という狙いです。

上の例ではTopAppBarに板選択UIをねじ込んでいて、現状それなりに動いているのですが、今のカタログパネル(左から出てくる奴です)を更に伸ばしてそこに載せたほうがいいかな?等色々考えている所です。

2013年5月14日火曜日

futa8 Release 2

futa8 Release 2 が Windows ストア からインストール出来るようになりました。
http://apps.microsoft.com/windows/app/futa8/17a26f04-9d9d-4614-ae0f-f807f4938ee9

既にfuta8をお使いの場合、Windows ストア を開くと右上に「更新プログラム」が表示され、ここをクリックすると更新ページに移動します。
インストールに成功すると、futa8のバージョン情報が v1.0.0.28 になります。確認するには、チャーム→設定→アクセス許可 を開きます。
主な変更点は以下の通りです。

futa8 Release 2
14 May 2013
修正

  • 板管理画面: 翻訳漏れ修正
  • 板画面: Zoomed-Out Viewのタイル位置修正
  • スレッド画面: プログレスリングが表示されない・止まらない問題の修正
  • スレッド画面: Portrait ViewのRespanel ボタンがTruncationしている件の修正
  • 全て: アプリケーションが無応答となる問題の一部を修正

変更

  • スレッド画面: スレ消滅時間の表示 (futabaのみ)


 スレッド画面の右上に、スレッド消滅時間を表示します。時間のみ表示のため、消滅予想時間が何日も先の場合は正しく表示されない場合があります。又、時間はお使いのシステムの現地時間での表示です。

  • スレッド画面: レス日付表示をお使いのシステムの現地時間に変換して表示するよう変更 (futabaのみ)

 なお、4chanでは、これまでも現地時間に変換した日付を表示しています。例えば、日本のタイムゾーンでfuta8を使っている場合、見えている4chan レスの日付は日本時間に変換されたものです。今回futabaもこれと同じ仕様に合わせた形になります。

  • チャーム: ヘルプページへのリンクを追加

 https://sites.google.com/site/ddlgjp/futa8/help_en
 https://sites.google.com/site/ddlgjp/futa8/help

  • 全て: Portrait View, Snap Viewでアプリバー ボタンの表示サイズを小さくし、テキストを隠すよう変更


2013年5月11日土曜日

Release2 認定作業中


futa8 Release 2 を Developer Center に提出しました。審査中です。
幾つかの問題修正・小さなUI変更を含んでいます。
審査通過しましたら又お知らせします。