2015年1月29日木曜日

Pubcenter での自アプリ広告

この記事の要約

  • Microsoft Pubcenter に、有料の広告が無い場合に自アプリの広告を表示する機能がついた
  • 自分のアプリに自分のアプリ広告を載せる分にはタダ
  • 広告料を払うことで、PubCenter を使っている他アプリに自分のアプリ広告を出す事も可能


Wheel World Clock の下部に
自アプリ(PICT8)広告が表示されている様子

要約でほぼ全て語りつくしているのですが…昨年10月、Microsoft Pubcenter に「広告が無い場合に自アプリの広告を出す」、という機能がつきました。

Announcing New Capabilities for Developers to Promote their Windows and Windows Phone Apps
http://advertising.microsoft.com/en/blogpost/129472/microsoft-advertising-blog/announcing-new-capabilities-for-developers-to-promote-their-windows-and-windows-phone-apps

先日リリースした Wheel World Clock で試しに使ってみています。
※上のblogでは英語圏のみサポートとなっています。が、現状日本でも広告が表示されるようです(販売が日本のみ…en-us用のストアURLが無い場合は無理かもしれない)。

広告の製作


Pubcenter Dashboard から行います。
https://pubcenter.microsoft.com/Dashboard

Dashboard 右側の「Ad Campaigns > Promote your app」をクリック
「Promote your app」をクリックすると、下の広告作成画面になります。
画面に従ってマウスで突っついていけば終わります。


広告を作成している様子


注意点としては…


  • 最初にアプリのストアURLを入れるのですが、ここは英語圏用なので「en-usの」URLを入力します。ja-jpは通りません。
  • ここのフォームの入力チェックは少し変わっていて、入力後フォーカスが外れた所で入力のValidationが行われます。
  • 広告に使う画像は、ストアに登録しているストアアイコン(*1)・スクリーンショットの中から選びます。
  • 使える広告サイズは、728x90, 160x600, 300x250 の三種類です。
  • 一行、アプリの紹介を追加できます。ここも文字数・WordingのValidationがあります。



余談1
広告で使われるアイコンは、アプリのPackage.appxmanifest で指定する「ストアアイコン」です。
これは僕も含めてかなりの人がはまっている罠なのですが、
ストアアイコンは背景を透明にしてはいけません。
Windows ストア だけは背景色をManifestで設定した色で塗ってくれるのですが、それ以外…このPubCenterやWindows Phone ストア、又MS以外のストアのXMLをクロールするようなサービス…AppFedsやApp annie等は全て指定した背景色を無視し、ストアアイコンをそのまま表示します。

この為、背景が透明+前景のアイコン図柄が白の場合はほぼ何も見えないという悲しい結果になります。

辛うじて灰色背景なので見えているアイコン


逆に、スタート画面等で使うタイル 画像については基本、背景は透明にしたほうが見栄えは良くなります。
ただ、デザイン上全部塗るスタイルもあるので…ここはアプリそれぞれです。

余談2
タイル画像・ストアアイコン、数が多いので人力で作るのは大変です。
自動生成してくれるサービスは幾つかありますが、僕が何度もお世話になっているのはここです。(ストアアイコンも背景透明で作ってくれてしまうので注意)

Windows Store Image Generator
http://wat-docs.azurewebsites.net/Tools

  • Windows / Windows Phone 両対応
  • Splash画像やPromotion画像も作ってくれる (そのまま使う事はあまり無いですが、指定サイズの画像が作られるだけでも作業はかなり捗ります。数が多いので。)


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